2匹の距離感

我が家の茶子と琥珀は、お世辞にも仲が良いとは言えません(笑)

琥珀が家に来た時点で2匹の歳の差は10歳。
子猫の時からずーっと1匹で蝶よ花よと育てられた茶子さんは、突然現れたパワー全開のイタズラ小僧を受け入れる事が難しかったようです。

一方琥珀は茶子さんの事が大好き。
遊んでほしくてアタックし、背中にのしかかり、後を追い回しては全てのマネをする典型的な末っ子ムーブを見せ、茶子さんにウザがられていました。

何でも茶子さんのマネをして回っていた子猫時代の琥珀。
ウンザリ顔の茶子さん。

グルーミングをしたり寄り添って寝ている所なんかは見た事がありませんが、それでも琥珀の病気が発覚するまでの半年間はなんやかんや共存できていたと思います。

飼い主のお風呂も2匹で監視。

このまま徐々に仲良くなってくれれば…と願っていた矢先に琥珀の猫白血病が発覚。
そこから陰転が判明するまでの約7か月間の完全隔離生活を経て、少しずつ琥珀のリビング散歩の頻度を増やし始めた最近の2匹がこちらです。

風を切る茶子さんの右フック…!

だ、ダメだこりゃ…!

半年の間に築き上げたなけなしの関係性が振り出しに戻った感があります。
琥珀は子猫の時より落ち着きを身に付けたものの、茶子さんへの愛が高ぶると未だにロケットのように突っ込み、容赦なくビンタを喰らうまでがお約束。
子猫の時から「茶子の方が偉い」と教え込んだ甲斐あって、例え茶子に殴られてもやり返さない琥珀ですが、一方的に嫌われているのを見るのは何だか切ないものがあります…。

とは言え茶子さんも自分から琥珀のお尻を嗅ぎに行ったり、近くに寄ったりはしているので…いつか琥珀の愛が報われて欲しいと願う飼い主です。
2匹のストレスにならない程度に、今後も少しずつ顔を合わせる時間を増やせて行けたらな、と思っています。

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ハナ
猫好きなOL。
アメリカンショートヘアーの箱入り娘茶子と、「顔が良いクソガキ」ことキジ白の琥珀と暮らす。
飼い猫2匹が元気で幸せならとりあえず全てを許す女。
猫とお酒とジャンクフードをこよなく愛す。