この世の多くの猫ちゃんはお風呂が嫌いだと思いますが、例に漏れず我が家の茶子さんもお風呂が大嫌いです。
どのくらい嫌いかと言うと、不満を飼い主に思い知らせる為脱糞と放尿攻撃を仕掛けてくるくらい大嫌いです。
なので飼い主もなるべくならお風呂に入れたくないのですが、流石に毛割れしたりフケが出てきたら入れてあげたい…。
ドライシャンプーにチャレンジした事もありましたが、その場しのぎ感が否めず、フケもあまり改善しませんでした。
家族からも「そろそろ入れてあげて」とクレームが入っていたので、先日、飼い主もようやく重い腰を上げたのです。
さて、茶子さんをお風呂に入れる時には、「今日もしかしてお風呂…?」と思わせてはなりません。
今日もお風呂掃除しなきゃ~みたいなテンションで自然にお湯の温度や風呂場のセッティングを済ませ、ペット用シャンプーを用意し、「茶子ちゃん良い子だね~」と首を撫でるふりして自然に首輪を外します。
そのまま自然に抱き上げて、自然に風呂場に連れ込み、さりげなく扉と鍵を閉めます。
ここら辺で茶子さんも最悪の事態に気付くので、もう豹変しても大丈夫です(笑)。
お湯の温度を38度に設定して、水圧弱~中くらいでさっさと洗っちゃいます。
我が家は湯船を張らず、シャワーオンリーです。
茶子さんは腹から声を出してこの世の終わりかと思う程泣き叫びますが、逃げ回ったり噛んだりは無いので比較的良い子。
この日はウンチをした後を狙ってお風呂に入れたので、脱糞攻撃も出来ません。
手足とお尻を洗ったり拭いたりした時には渾身のシャー!を喰らいましたが、今年の夏も何とかお風呂を終える事が出来ました。
飼い主はしばらく憎しみの目で見られましたが、終わってしまえばべたついていた毛もフワフワサラサラ。
フケも無くなり、シャンプーの良い匂いに包まれた茶子姐さんの降臨です。
大変だったけど入れて良かった~~!
お風呂場から響く茶子さんの絶叫を聞いていた琥珀にもしばらく凶悪犯を見る目で見られ、心に傷を負った飼い主でしたが、やはり綺麗になった茶子さんを見て気持ちを持ち直しました。
暑い夏は湯冷めしにくいので猫ちゃんのお風呂日和です。
多少恨まれてもいいので、来年もまた茶子さんをお風呂に入れてあげられると良いな~と願う休日でした。
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