猫用の食べ物以外一切欲しがらない茶子さん。(猫用の食べ物すら選り好みが激しい…)
そんな高貴な茶子さんと長年一緒に生活していた飼い主は、「猫は人間の食べ物を欲しがらない生き物だ」と思っていました。刺身を盗む猫なんて都市伝説だろうと。
で、一昨年の冬に琥珀を迎えた訳ですが…
全然都市伝説じゃありませんでしたね!
刺身どころかフライドチキンの骨、魚の骨、ミートソースパスタ、ピーマンの肉詰め、アジフライ、春巻き、パン、米、ビーフジャーキー、クッキー、アイス、などなど。
百歩譲って肉や魚ならまだしも、炭水化物や甘味まで目に入ったもの全てをとりあえず口に入れる!そして逃走する!
猫が口にしてはいけない物までお構いなしに頬張りそうな勢いだったので、琥珀は我が家に来て間もなく家族の食事中はリビング出禁になりました。
猫白血病が発覚してから隔離部屋に移ったのですが、誤食の危険が無くなったのだけは良かったのかもしれません。
元野良だからこんなに食に対する執着が強いのか…とホロリとしかけた瞬間もありましたが、冷静に考えてみれば琥珀はほぼ乳飲み子の時点で人間に保護されています。物心つく前からたらふくミルクを飲んで育ち、飢えた事なんてなかったはず…。となると、単に食い意地が張ってるだけなのか(笑)。
ただ良い事もあって、琥珀に新しいフードやおやつを試す時はかなり選択肢が広がります!
何でも食べてくれるので(笑)。
お正月にはマグロのお刺身をあげたり、人間が魚やササミを食べる時には味付けしてないものを少しだけお裾分けしたり、「同じものを一緒に食べる喜び」的なものも、琥珀と会って初めて感じる事が出来ました。
そう言う点では、食いしん坊も捨てたもんじゃないと思います。
何より、モリモリ食べる姿を見ると安心する!
病気を乗り越えてくれた琥珀くんなので、食欲があるとやはりホッとします。
勿論誤食やあげすぎには気を付けつつ、これからも元気いっぱいモリモリ食べる琥珀でいて欲しいです。
ところで他のお家の猫ちゃんたちはどれくらい人間の食べ物に興味を示すんでしょうか…?
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