－…これは、自動給餌器を巡る猫と飼い主の戦いの記録である。
先日、飼い主は遂に自動給餌器を購入しました！
購入の理由は琥珀の早食い＆空腹による嘔吐
ちょびちょび食いの茶子さんと違い、出されたら出された分だけ、その場で完食してしまう琥珀は1日２食だと食間が空きすぎてしまい、空腹から胃液を吐いてしまうことが何度かありました。
獣医さんでも「琥珀くんはいわゆるワンちゃん食いなので、食事を細かく分けて空腹時間を減らしてあげられたらいいですね」と言われています。
とは言え飼い主はごく普通の社会人…お昼に会社から戻って猫にご飯をあげるのは現実的じゃないし、在宅ワークの妹に毎日のお昼ご飯を頼むのは流石にあつかましい…。
と言う訳で、前々から検討していた自動給餌器の導入と相成りました
こちらの自動給餌器、本体にカメラが付いていて、スマホから遠隔操作もできる優れもの！
まぁまぁ良いお値段でしたが、安物買いの銭失いになるくらいなら、としっかりしたものを買いました。
しかし、セッティングの段階で若干不安に思っていたんですが、この給餌器…コンパクトで重さがそれほどない。
となるとやはり…
コイツの餌食です。
わかってた…そのまま置いて使えるわけないことくらい…。
琥珀の食への執着は凄まじいので、ほんのりご飯の匂いがする給餌器がしれっと無事でいられるはずがありません。
飼い主、すぐさま対策を考えました。それがこちら。
流石の琥珀もこの状態の給餌器はひっくり返すことが出来ず、第1ラウンドは飼い主の勝利
しばらくの間はこの形態で無事にお昼ご飯をあげられていました。
今まで朝ご飯としてあげていた分を朝昼に分けて１日３食に増やし、空腹時間を短くする作戦です。
実際、１日３食にしてから琥珀が空腹で吐く事はなくなりました。
…が、ここで終わらないのが我が家の食欲大魔神です。
ある日の午後、妹が給餌器カバーを齧りまくる琥珀を現行犯逮捕しました。
何でも食べるってレベルを超えています。もはや訳が分かりません。
木くずを飲み込んでまた胃腸炎騒ぎになったら大変だ、とすぐさま飼い主もコーナーカバーを購入して対抗。どうだ猫め！これでもう齧れまい！とドヤ顔をかました次の日、
コーナーカバーごと齧られて見事敗北しました。コーナーカバーの誤食の方が危ない。
と言う訳で、第２ラウンドは琥珀の勝利です。給餌器カバーは元の爪とぎベッドに戻りました。
Xのフォロワーさん達からも「もう自動給餌器の使用は無理なのでは…」と苦笑いされる始末でしたが、１万円以上もかけて買った自動給餌器をそうやすやすとお蔵入りさせる訳にはいきません。
何より、猫に完全敗北するなんてホモサピエンスとしてどうかと思います。←
そこでやけくそ飼い主から繰り出された、給餌器の次の形態がこちら！
１００均のブックエンドを強力両面テープで床に接着。給餌器を倒されたり引きずり回されたりしないよう３方向からがっちり固定しました！
見た目がシンプルなので、妹には「そんなものでこの小僧が止められるとでも？」と鼻で笑われましたが、これが意外と丈夫で！
今のところ琥珀からの攻撃にバッチリ耐えています
見たか！人間様を舐めるなよ！と勝利の舞を踊っていた飼い主ですが、最終形態から僅か数日で事件が。
…お昼の時間に職場から遠隔でご飯をあげようとしたのに、出ない。
スマホには「餌が補充されいません」の通知。そんな馬鹿な。朝しっかり入れてきたはず…。
不審に思って給餌記録を開くと、そこには衝撃のデータが残されていました。
はい、食べてます。
琥珀が、自分でボタンを押して、セルフで給餌してやがります！！！
この食いしん坊、朝の７時１０分までの間にお昼ご飯の分を全部出しきって食べ終わっていたのでございます。
めちゃくちゃ連打しとる…何勝手に朝ご飯２回戦やってんだこの子…
と色々言いたいことはありましたが、ここまでくるともう笑ってしまいました(笑)
とは言え笑ってるだけではセルフ食べ放題を防げないので、帰宅後、即給餌器のキッズロックを設定。これで琥珀が押しても餌は出てきません。
第３ラウンドは飼い主の勝利でした！(笑)
現在はブックエンド固定＆キッズロックで何とか自動給餌器としての役目を果たしてくれていますが、琥珀の事なのでそのうちこの布陣も攻略してくる可能性があります。
飼い主と猫との戦いはまだまだ続くーーと言ったところでしょうか。
もし猫に盗み食いされたり壊されたりしない良い方法があれば、コメントやメールでぜひ教えて頂ければありがたいです
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